深夜になって、空が冷たい。
寒さが厳しくなってきた冬に外に出るのは、予想以上に
きつかった。それでも私は、ブランケットを羽織りベランダに出る。
冷たい空に、輝きをくれるのはやはり星だった。冷たい空
だからこそ、星々がより1層輝いて見えるんだ。
私は元々、星に詳しくない。だから星座なんて分かんない。
けどね、彼が教えてくれたから。星について、星座について。
だから興味を持った。今まで興味が湧かなかったことも、貴方が関わると興味が湧く。その事にもまた、興味が湧く。
こんな話を聞いたことがある。
"空は繋がっている。どこまでもどこまでも"
面白い話だと思う。例え、どんなに離れていようが空の下に
居るというのだから。だからきっと、貴方がこの場に
居なかったとしても、空で繋がっているから。そして同じ、星を見ているから。
それは、否定しようのない絶対的な事実。
「わっ!」
突然風が吹く。やっぱり、凄く寒かった。
早く中に入ろう…そう思った。けどやっぱり辞めた。
今はこの時間を味わいたいから。今にしか見えない空を感じていたいから。風邪になったらお母さんにきちんと謝ろう。
そう思って、空を見つめる。1個1個の星を順番に見始める。
「星座とかあるのかなぁ。」
そう思って、探すけど星座について何も知らなかったから何も分からなかった。明日貴方に聞いてみようと思う。
すると、1つ私の目に止まった星があった。
それは、2つの星がくっついている星だった。色は…オレンジと青紫っぽい色だ。私は慌てて、スマホを取りだし調べてみる。
"アルビレオ"という星座だった。すると、いつの間にか私と
貴方みたいに見えてきてしまったんだ。そして私は、
見えないものを観ようとして望遠鏡を覗き込んだ___
テーマ 凍てつく星空
12/1/2025, 11:07:22 AM