小学生の記憶
「」=友達
『』=私
この話は小学校低学年のお話です。
夏の日の休日。
コンコンコン
「𓏸𓏸ちゃんあーそーぼ!」
私はお友達と遊ぶあの時間がとにかく好きで
誘われたその日すぐに着替え、外に飛び出しました。
『ねぇねぇ今日はなにする?』
「今日はザリガニ釣りいこーよ!」
『え?釣れるところなんてある?ここら辺』
「あるよ!任せて!ついてきて!」
『えー待ってよー』
私昔から遊ぶのは好きなのに走るのがすっごく嫌いでね?笑
でも足の早いお友達に何とか猛ダッシュでついて行って見たんですよ。
そしたら……
『うわぁ…めっちゃ綺麗』
「へへ!そうでしょそうでしょ!」
「𓏸𓏸ちゃんに気に入って貰えると思ったの!」
『うん!めっちゃ気に入った!!』
そうして、ザリガニ釣る準備をして
始めたんですけど…
『あれ?もう暗くなってきちゃった…』
楽しくてあっという間に暗い時間
腕時計に目をやると
『ねぇ!もう17時半だよ!?』
「え!?もうそんな時間!?」
『やばいやばい!』
なんて、そんな話をしてたんですけど
ふと、気になる森の茂みがあって行ってみたんです
『ねぇねぇ!ここすっごく不思議じゃない?』
「ほんとだ!」
なんだかジブリの世界に来たような感覚
もう帰らなきゃなのにどうしてもこの景色は記憶したいと思ったんです。
なんとも言えない。
あの時はそこまで言葉も知らなかったからあまり深くは思わなかったんですけど
儚い
今ではそう思えるんです。
『また、ここに一緒に来ようね』
「うん!約束ね」
そう約束したあのお友達とした指切り
その後すぐ私は引っ越してしまいその子とは学校でお別れしちゃって
今では連絡もせず、何をしてるかは分からないけど
いつか見かけたら絶対声をかけて
『ねぇねぇ、久しぶりにあそこいこ?』
なんて、言いたいですね
3/25/2025, 5:10:33 PM