西の護符屋

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流石に昨日入道雲のシーンを詠ったばっかりなので笑っちゃいました。
いやぁ、気が合いますね。
またぼちぼち考えます。
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以下追記
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不満悔しさ積み重ね
一歩でも上に行かんと進む姿も
一気に泣き出したと思ったら
わめく雷光が、やがて大地の力になるのも

夏の天候は、どこか君に似ていると
眩しくて目を細める。

濡れタオルで冷やした鉄棒を握りしめて
蹴り上げる入道雲

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 入道雲こと積乱雲の中で、その上昇気流の摩擦のため良く起こると考えられている雷。
 その雷を「稲妻」というのは、雷が稲作に必要だと言うことを昔の人も感覚的に知っていたからと言う話が好きです。
 空気中の窒素が雷による空中放電で分解され、窒素化合物の硫酸性窒素となり植物の栄養になる。これを理屈じゃなく観察でわかって稲妻って名前にまでなってるの、本当凄いよなぁ。

 積乱雲を入道…ムキムキのでっかいお坊さんだという名前になってるのも面白いですよね。長年お坊さんは時に理不尽な支配層だったろうし、タコ入道なんて言ったりもするし、尊敬よりどこか揶揄が見える。大入道だの輪入道だの妖怪の名前にもなってるし。
 海入道…海坊主はぐりとぐらの絵本のおかげで割と好きな妖怪?ですけども。

6/29/2024, 10:18:40 AM