香音

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      深く深く潜って深呼吸をする
      宝石みたいに瞬いた光の粒は
      上へ上へ上昇する顔を上げて
      笑って幸せは向こう側にある
      何万年の時がひとつになる時
      私はゆっくり溶けてゆく風が
      背中を押してまた歩き出して
      ふと立ち止まって繰り返して
      少しだけかみさまに近づいて
      目を覚ます人間のこころとは
      大きくなったり縮んでみたり
      なんと忙しくしていることか
      牡丹の花弁のような雪が舞う
      手のひらで咲いた唇に寄せた


12/30/2025, 10:28:53 PM