真夏の記憶真夏。真夏の記憶はあまりない。初夏の記憶が強いから。真夏はとにかく暑くて、冷房に縋っていたい日々。宿題なんて面倒くさくて、早く遊びたくて、真夏には残さなかった。真夏はよく祖母の家に行っていた気がする。涼しくて、周りに何も無い。そこに着けば、時が止まったようにすら感じた。空が静かで、入道雲が遠くに見えた。
8/12/2025, 10:18:20 AM