◼️勿忘草(わすれなぐさ)
「勿忘草」これで「わすれなぐさ」と読むらしい。
なんとなく知っていた名前だけど、なんとなくその姿はぼんやりとしていた。
気になって調べてみると、とてもかわいらしい青の花を咲かせる小さな花がそこにはいた。
ああ、この子が勿忘草。
いかにもお花で。
いかにも優等生で。
それでいて嫌味がない。
すごい子だ。
花言葉も「誠実な愛」「真実の愛」「私を忘れないで」
ああ、笑ってしまうくらいにはとても清楚だ。
なんだか嫉妬しちゃうな。
こんな小さなお花にも嫉妬してしまう私は、とても心が狭いのだろうな。
ここでふと思い出す。
学校でいつも可憐なあの子のことを。
誰からも慕われて。 高嶺の花のように扱われているあの子。
性格が悪ければ溜飲も下がるというものだけど、あの子、性格までいいんだもんなぁ。
でも私は知っている。
あの子は、
もっとみんなと同じような目線で話して、
もっとみんなと同じような話題で笑って、
もっとみんなと同じように恋がしたかったのだって。
清楚 可憐 純情
外見や所作から勝手にそれらをラベリングされたあの子は、
美しく可愛く そして、ちょっぴり孤立していた。
勿忘草ちゃんも、きっとその可憐さから、
勝手にみんなが意味を見出し、そして、
勝手に私みたいな小さな人間に嫉妬されるたんだろうな。
ごめんね勿忘草ちゃん。
その順序がへんな読み方といっしょに、君のことをずっと覚えておくね。
2/3/2026, 2:45:25 AM