「また会いましょう」あなたは確かにそう言った。それなのに何故。次に会えたのは真っ白い箱の中。窓を叩いてももう二度と微笑んではくれないのね。美しい白百合がとても良く似合う。嗚呼どうかもう一度目を開けて、私を見てほしい。あなたに似合う私になれたでしょう、あなたのその目でどうか確かめて。白い箱の君は、優しく瞼を閉じたままだった。
11/13/2024, 10:12:46 PM