雪 兎

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 朝、君と言葉をかわす。
 それだけで、少し胸が高鳴ってる。
 なんてことは、君も他の友達もしらない。

 君が何気なく触れてきた瞬間、嬉しいけど少しだけ恥ずかしくて。
 他の子と触れ合っているのをみると、少しだけ嫉妬する。
 なんてことは、やっぱり君も他の友達もしらない。

 ある日、君が嬉しそうに報告してきた。
「彼女できた」
 あのとき、私は笑えていただろうか。
 おめでとう、口から咄嗟に出た言葉は震えていなかっただろうか。

 君が彼女と手を繋いで帰っていく。
 おそろいなんだと嬉しそうに見せてきたキーホルダーが揺れている。
 君に彼女ができても、私たちは変わらない。

 でも、でもね。
 君の隣にいるのが男の子だったらよかったのに、なんて思っちゃうんだよ。そしたら、諦められたのにって。
 これは私だけが知っている、

" 誰も知らない秘密 "

2/7/2025, 3:36:39 PM