Q子

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※APEX×刀剣乱舞パロディ二次創作ストーリーです。
※アッシュはロボットがメインです。

これは、APEXレジェンドのアッシュが審神者として、本丸で生活をし始めた物語である。

#3
お題「秋風」

夕日が沈み、風が冷たくなってきた。
「気温の低下が感じられますね。そろそろ遠征部隊が帰ってくる時間です」

朝送り出す時の透き通る爽やかな風の感覚、夕方の冷たい風に金木犀のほのかな香り。

「風が寒くなってきたよな〜。そういや、今台所で光坊がご飯作ってるぜ?畑当番が収穫してきた野菜も使うって言ってたな。皆の帰りが待ち遠しいぜ!」
近侍の鶴丸国永が外の景色を眺める私のところに元気にやってきた。

「相変わらず元気ですね。あなたのところだけ夏のようです。」

「ハハッ!常夏ってか?そりゃ驚きだな。それにしても、景色を眺めてると……なんだろうな?どっかに行ってしまいそうな…そんな寂しい感じがするな。」
今まで明るく話していた鶴丸が私の横に立ち、同じく夕日を眺めそう呟いた。

「寂しい……。」
秋の寂しさというのは、いつか感じられるようになるのだろうか。

「主も風や夕日から何か思うのか?」

「気温の変化、日の沈み具合、金木犀の香り、台所からの香りは感じられます。」

「ぷはっ!(笑)まぁ正確っちゃ正確だな!」

2人で話していると、頬に土がついた畑当番の桑名江と山伏国広が遠征部隊と一緒にワイワイと話しながら帰ってきた。

11/15/2022, 7:52:08 AM