のの

Open App

私にとっての秘密の場所。それはズバリ、ここなのだろう。私が唯一箍を緩めて、恣意的な本音を吐き出せるところ。暗澹としていて、それでいて、鬱屈とした文章を思う存分に綴れてしまう。そんなここは、誰にも教えられない、私にとっての秘密の場所。私は、人から飄然としていると、そう思われるよう自分を見せたくて、自分と同じ複雑な思いを抱えている通りすがりの人に、情感を抱いてもらいたくて、密かに安心したくて、今日もまた稚拙な文章をこうして打ち込んでみている。私は、一人じゃないし、私と似たような通りすがりの不器用さんにも、自分は孤独じゃないと思ってほしい。またとんでもなく莫大なエゴだ。

3/8/2025, 11:50:58 AM