足音
若干怖い話かもしれません
小さい頃に住んでいた親戚の家
日中いるときも夜寝ているときも
たまに2階から足音が聞こえてくるんです
ギシッギシッ
数歩歩いて止まる音
数時間後にまた
ギシッギシッ
数歩歩いて止まる音
大人の自分なら古い家だし家鳴りかなぁと
気にせずにいたのでしょうが
子供の頃はただただ気になってしまいます
それでも誰かが2階で動いているんだろうなと思っていました
それから月日は経ち
その親戚がなくなり
家を片付けようとなったので
お世話になったのもあり自主的に手伝いに行きました
あぁこんな感じだったなぁ
子供の頃は大きく感じていた家も
大人になり普通の平屋にしか思えなくなっていました
片付けをしながらふと
そういえば昔足音が聞こえてたんだなぁ
思い出して天井を見上げると
昔ながらの梁があちこちに
ん??
たしか2階から足音が聞こえていたよな?
でも上を見たら梁とその上には屋根
ん???
その前にも書きましたが
普通の平屋ということは
2階はないんです
足音はどこから聞こえていたのでしょうか?
そもそもあの足音は現実の音だったのでしょうか?
親戚が亡くなり
血縁はうちだけ
しかもその家に寝泊まりしたことがあるのは私だけ
誰もあの足音を聞いてもいなければ
存在すら知りません
あの音はなんだったのでしょうね?
その家はまだあるんです
気になった方いらっしゃいましたら
ご一報ください
ってどこにだよですねw
8/18/2025, 5:12:48 PM