輪手輪ダーリン

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『不完全な僕』



完全であれば、それ以上は無い。

そこに創造の余地は無く、それは知恵も才能も愛も
立ち入る隙がないことを意味する。

不完全に人は希望を見出して、愛を育み
足りない部分を補うべく進歩するのだ。

完全とは絶望である。

過去に存在した何物よりも素晴らしくあれ。

しかし、決して完全であってはならない。

不完全な世界で良かった。

不完全な僕で良かった。

9/1/2023, 2:18:09 AM