独り言を吐くどこかの誰か

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【神様へ】

神様へ

貴方様がいらっしゃるか分かりませんが、

いらっしゃるなら、聞いてください。

決して 望みを叶えろ、問いに応えろなどと申しません

聞いてくださればそれ以上は望みません。



私は将来何をしているのですか。

正しい道を進めていますか。

誤った道に進もうとしても、

止めてくれる友人はいますか。

頼れる先輩はいますか?

親孝行はできていますか。

―――私は生きていますか。

幼い頃は生命線が手首付近までありましたが、

今では手の平の内に収まっています。

そのくらい生きたという意味でしょうか。

それとも……

死期が近づいているということでしょうか。

前者だとしたら、

これが無くなる頃に私は亡くなるのでしょうか。

後者だとしたら、

あとどれくらい生きられるのですか。

私は……

何が理由で亡くなるのですか。

私は成人になれずに亡くなるのですか。

私は親より先に亡くなる親不孝者ですか。

私は人に迷惑をかけれない迷惑者ですか。

私は……

わたしは……

わたし…は、

私って……

何?





もう一度存じ上げますが、

問いに応えろなどと申しません。

聞いてくださればそれ以上は望みません。

こんな薄情者の問いに応えれるならば

世界はよっぽど平和なのですね。

返事はいりません。

どうしてもと言うならば

世界の辛い方々を助けてあげてください。。



――こんなところに書いて助けてくれる神様がいれば

ご飯をちゃんと食べれない人や
学校に通えない子なんていないよね。
でもこの手紙が届くならば
『助けてあげてほしい』

4/14/2023, 3:23:12 PM