優しい陽の明かりと頬杖

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今 光る この 切れ端は
長い 眠りを 破る
炎とは 違うもので できた
温かい 徴だ 
長い 眠りを 破って
あなたへ 会いに来る
隔たりが なくなる 音階が 聞こえなくなって
絶え間なく 心臓に 流れていた
温かい 眠りを 突き破って

あなたの 顔を あなたの 両腕を
噛み切れない ほどの 言葉を
何度となく 静寂を 破った
雨の音も 今は
やがて あなたに 会えるなら
千年の 時を 超えてくる 今は 羽のように
空気を 舞うように

闇の中 あなたに 私は 何を
話し 繰り返し 帳の中で
やがては 形を 生むものの 造形を
音もなく 編んで 影を あたり一面に
放り投げて
それでも 月日は 巡り
あなたは 光を 見つけ
やがては 名前を 変えて
再び そこへ そこへ
水面の 鏡に 映る 正体を
知ることを 辞めないで
遠くへ 伸びる影を 背にしては
小さな鼓動 生まれる
小さな 命の 誕生に 
光の 差した 午後に 光る
太陽を 浴びながら 素足を 浸す
キラキラ 光る 夜明けを 信じてる

2/25/2024, 8:28:01 AM