部屋の片隅に忘れ去られて置かれている、貴女の昔好きだったお召し物に、俺は時折目が向きます。
今世の貴女は、少し気まぐれで飽きっぽいところがありますね。それはそれで、俺にはお茶目で魅力的にすら感じてしまいます。だからこそ、その性によって貴女自身が傷つくことがあるのが悲しく思われます。
人の心は、その本質から移ろいゆくものです。
その速度が多少速いからといって、何だというのでしょうか。
どうか、貴女の心に嘘をつかないでください。
貴女の心の向く方に、貴女の人生を進めてほしいのです。
12/7/2024, 3:52:09 PM