NoName

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偶然、駅のホームに座る貴方の隣が空いていたから。
私はなんてことない顔をしてその隣に腰を下ろす。
なんてことない顔、できてるだろうか。
自分でも心配になるくらい心臓は早鐘を打って、顔には熱が昇ってくる。
きっと私の名前さえ知らない貴方。
貴方のことなんて、三駅分のことしか知らない私。

それなのに、気になっているなんて感情はとうに超えてしまって。きっとこの隣に座ったことしか残らない、私の恋。


♯恋物語

5/19/2026, 3:09:48 AM