ヨルガオ(短編小説)

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ピロンッ

寝起きの顔のまま、スマホを開いた。

そこには1件のLINEが。

…誰からだ…?

アイコンは俺ともう1人が写っていた。

これは…あいつか。

俺は彼女とのLINEを開く。

………は?

そこには一言。『たすけて』と言う文字が。

背中が凍った。送られた時間は午前2時43分。

俺は寝ていて、LINEの通知は切っていた。

起きていれば…通知を切っていなければ…

……いや。こんなことを考えてる暇はない。

一刻も早く、彼女の家に行こう。


ー1件のLINEー

7/11/2023, 10:42:45 AM