【見つめられると】
「そんなに見つめちゃいや〜ん!」
『うっざ、お前歯に青のりついてんぞ』
「え、嘘。あぶなー見つけたのがあんたで助かったわ」
『俺の事なんだと思ってんだ』
『え〜毎日一緒に帰ってるし?学校でもついて来るし?私のファン?』
「同じ高校で同じ部活、同じ委員会で帰り道もほとんど一緒だから仕方ないだろ。」
『いや〜不思議なこともありますな〜』
「変な口調やめろよな」
そんなこんなでいつも通りの帰り道だったが…
〜〜〜〈愛してるゲームをしないと出れない部屋〉〜〜〜
『なんだここ。』
気付いたらここにいた。
『扉は開かねぇし、俺らどうやって入ったんだ?』
『え〜っと?愛してるゲームでどちらかがドキドキしたら開くよ』
「...悪趣味な」
『ほんとになー。ま、適当に終わらせよーぜ』
「な...!ちょっと待っ」
『愛してる』
ガチャ
『あれ、開いた。ってことは』
普段から恥ずかし気を感じないこいつが下向いてモジモジしてやがる
『...おーい、大丈夫か?』
「...しい」
『ん?なんて』
「そんなに見つめられると恥ずかしい」
『わりぃ、普段お前から感じない恥じらいがあったから物珍しさについ』
「わたしは珍獣か!」
今日の帰り道、こいつはずっと俺の事見てきた
3/28/2026, 11:10:14 AM