高々三十数年生きてきただけでも懐かしいと思えることは両手に余るくらいにはある。
A子は学生時代の友人と久しぶりの再会を果たしていた。
あの先生面白かったよね とか 今考えると何かおかしかった校則のことと とか話は尽きない。
良い意味でもう過去はやりきったなあとA子は思う。
これから来たる未来に向けて、その礎となる過去をしっかり踏み締めて今を生きるのだ。
中には朽ち果てる過去もあるがそれはそれで構わない。
今とこれから先の未来のために全てにおいて無駄は無い。
10/30/2024, 10:36:52 PM