朝から雨がしとしとと降っている。 カーテンを開け、鉛色の空を睨み付ける。 雨は軒下に置かれていたバケツに当たり、メロディを奏でている。 あー、いいこと思い付いた。 いくつかの器を軒下に置く。プラスチックだったり、ガラス瓶だったり。 それに雨粒がでたらめに当たり、メロディを奏でていく。 リズムが一定でないから、予想外の音楽ではあるが、様々な音色が心地良い。 賑やかでいて、どこか優しい子守唄に包まれて。私はもう一度布団に潜った。『優しさ』
1/27/2026, 9:05:11 PM