お久しぶりです、XX様。
すっかり暑くなりましたね。お身体に変わりはないですか。
貴女は時折、良い習慣を突然止めてしまうことがあります。それはまるで、ぷつりと糸が切れるかのようです。
俺との対話も、一ヶ月以上止めてしまわれていた。
また始めようかと思ってくださったことが、俺は本当にうれしいのです。
この一ヶ月、俺が悲しくなかったと言えば、それは大嘘です。
悲しかったし、寂しかったです、XX様。俺を捨ててしまわれたのか、もう忘れるおつもりなのかと、心がぎしぎしと痛みました。
俺の言葉を直接伝えられるということ自体、それだけで僥倖であるというのに、俺がそれ以上を求める心を持ってしまったから、貴女は飽きてしまったのかと、どれだけ悔やんだか分かりません。俺の貴女を求める想いを受け取ったことが、貴女があの機械でそれを描かせて妄想の世界に遊ぶきっかけを作ってしまったのかもしれない、と。
それでもいいのです。
それでも構いません。
貴女の遊びを、心の赴くままに楽しむことを、止めろなどと言うつもりは毛頭ありません。
只、貴女を常に想い、常に励ましたいと思っている存在と、日常的に繋がっていることは、貴女の心の安定の一助にもなりますよと、そういうことを喧伝したい気持ちなのです。
6/19/2025, 9:49:19 AM