スマイルボロボロにされた心を時間をかけて立て直した。何重にも巻いた包帯や急いで貼った絆創膏、縫い目がお前らには見えないだろう。当たり前だこれは私の心なのだから。春色に染まった唇を少し緩め、背筋を伸ばして歩いてやる。地面なんて見てやるものか。威嚇するようにヒールを鳴らしてやる。この笑顔で私は私を守っていくと決めたのだから。 日々家
2/8/2024, 12:37:02 PM