君がいなくなって何度季節を繰り返したのだろう
一日過ぎる毎に僕は昨日の僕より君を忘れられると思っているの
それが幸せなんだって喜ばしいことこの上無いって思って、君のいない明日へ到達するために早く寝なきゃって眼を閉じるんだ。
なのに、なのに、どうして君は現れるの?一体僕をどうしたいの?あの頃と変わらない顔と声と笑い方見せて来てさ、そりゃあんまりだよ僕の努力も分かってよ
『僕』を奪っておいてどの面下げて来てんだよって言いたいんだけど何で僕も嬉しそうに喋ってんだよ、目の前の人は僕に一生の呪いをかけた大悪党なんじゃないのかよ。『サヨナラ』って言葉をトラウマにしたのに『ありがとう』が全部ガラクタになったのに、なんでこんなに幸せな気持ちになってんだよ
気が付いたら君がいなくなっていた。目覚ましのアラームが鳴っている。さっきまで鮮明に描かれた君が朝日の光に包まれて消えていく、早く起きて準備をしなきゃ遅刻しちゃうのにまだもう少し寝ていたい、馬鹿っぽいけど100年くらい寝ていたいな
だってそうじゃないと
会い足りないし
愛足りないし
i足りないよ
1/13/2023, 3:46:51 PM