暗夜姫

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子供の頃は。
小さい頃は、何も知らなくて、何も考えなくてよかったから、楽しかった。ただ、純粋に楽しかった。
でも、今思えば、無視されることが多くて、遊びにあまり混ぜて貰えなくて、混ざれたとしても、あまり楽しくなかった。おこぼれを貰っているようなものだったから。だって、「ままごと」をすれば、やらせてもらえた役は「犬」「猫」「おばあちゃん」「おじいちゃん」のどれかで、隅で座っているか、四つん這いで「にゃあ」とか「ワン」とか言うくらいしか出来なかったから。
それに、その当時からグループが出来てて、ボス的な存在もいて怖かった。
そして、成長するごとに「自分が嫌われている」ということに気づいた。自分のやっていること、言っていることは他人から見れば異常だったようで。
私は、変にプライドが高くて、自分のやりたいことや意思を譲らなかったから、小さなトラブルになってた。だからか、何かのトラブルが起きて、私が被害者で先生に助けを求めても、相手にされなかったり、加害者だと決めつけられることもあったり、時には加害者が先生に嘘を言ったり、泣いたりして被害者ヅラをすれば、先生はそっちの味方をするものだから、被害者なのに怒られるなんてこともあった。嫌だったけど、もっと怒られるのが嫌だから、何も言い返せなくて、ただ、泣いていた。
泣いていれば、泣き虫だと言われたものだ。
そこからは、泣かないようにしてきた。
また、酷い先生もいたもので、私にだけ辛くあたる先生もいた。宿題を忘れれば、「忘れてきた人のものは受け取らない。」と言われたし、体調不良だと言えば、「それは思い込みだ。」と言われた。
本当に酷かった。
私はもう、あまり人を信じられなくなってしまった。
それに、「泣き虫」と言われ続けてから、泣かないように我慢していたら、ほとんど泣けなくなってしまった。
もう、何もかもに疲れてしまった。
もう、終わりにしてもいいですか?

6/23/2024, 11:39:57 AM