'25年4月3日 君と
どうも私はバッグが好きらしい。
街を歩いていてカバン屋さんを見つけると入りたくなるし、服屋さんに行ってもバッグを見てしまうのよね。
パンの袋についてる点数を集めるともれなくエコバッグがもらえるキャンペーンが始まると必ず集めちゃうから、封も開けてないエコバッグがいくつもある。
普段よく使うのは少し大きめのトートバッグ。
一応これも入れておこう、念のためにこれも、とか言ってるうちに荷物が増えてしまうんだよね。
出先で何か買っても小さいものなら入るし。
なんならエコバッグも2つは入ってる。
だからいつもバッグが重いのよね。
そんなある日、友達と大きな本屋さんに行ったのね。
そこはカフェが併設されててコーヒーを飲みながら棚に並んでいる本も読めるんだけどね。
友達とお互いのために本を選んで取り替えて読むことにしたの。
タイトルは忘れたけど友達が選んでくれた本にこんな一行があったの。
『大きなバッグには心配と義務感がつまっている』
思わず友達に読んで聞かせたら二人で「ほんとにその通り!」って叫んじゃったよね。
その時私は決心したのです。
明日からは小さなバッグを持とうと。
家に帰って一番小さなトートバッグを探し出し、「明日からは君と一緒に出掛けるよ」とバッグに誓ったよね。
それから半年経った今でも小さいバッグを使っているよ。
ただし小さいバッグ2個持ちの時もあるけどね。
4/3/2025, 1:28:14 PM