信号待ち
してる朝
人混みの
隙間から
迎え側の
君を見かけた
久しぶりに
見る君は
忙しいのか
急ぎ足で
歩いてく
君は
僕に気にも
止めず
通り過ぎてく
僕は君を
目で追って
いた
君と別れて
どれくらいの
年月が流れた
だろうか
風の便りで
君とアイツが
結婚すると
聞いた
君は幸せ
なんだね
今年も
後少しで終わる
新しい年を
迎える様に
君とアイツの事は
忘れる
もう恨んでなんて
無いさ
冬の
冷たい風が
吹き抜ける
もう
君の姿は
見えない
僕は
人混みに
紛れて
歩き出す
11/20/2024, 7:32:43 AM