表紙の美しい本を手に取った
星の散らばる夜の世界
けれど大地と空の境界線には光が差し込んでいて
まるで人が恋に落ちた瞬間を象ったような
どうしようもなく切ない感情を呼び覚ますものだった
情景の上部には"Love you"と刻まれている
この小説は愛をテーマにした物語なのだろう
誰かを愛することは
きっととても幸せなことなのだと思う
それと同時に苦しいことでもあるんじゃないかって
どんなに深い愛を抱いても
その希望が報われるとは限らない
そうなれば、きっと静かに消えてしまう
まるで陽の光が緩やかに沈んでいくように
人生を照らすほどの幸せが
誰にも気づかれることなく消えてしまう
形もなく失われていく想いを抱くことが
私にはひどく悲しく思えてしまうのだ
2/23/2026, 1:27:16 PM