【1】
父のことを書こうと思う。
今、父は脳梗塞で入院中、あと2日で1週間になる。
幸いなことに搬送が早かったことと、本人の人並み以上の胆力の強さ(四柱推命で言われた!)からか、命に別状は無かった。
私は今、父と離れて暮らしている。
距離にすると600Km。
簡単には帰ることの出来ない諸々の事情があって、帰省は目下待機中だ。
今朝は父の夢を見た。
父の逆鱗に触れ怒鳴り散らされる夢。
と、場面は変わって、父の後を付いて散歩をする夢。
どちらの父も現実の父の一面で、おっかなかったけれど、懐かしく心温まる夢だった。
夢の中の父に言おうとしていた。
「こうしてると幼い頃のことを思い出すね」
今、父に会いに行ったら、きっと泣いてしまうだろう。
ベッドに半身を起こした父の両肩を抱いて、胸に顔を埋め、号泣するに違いない。
と、いうようなドラマの父娘再開の感涙シーンである。
父は私をより一層好きになってくれるし、私も父への愛情を再認識するに違いない。
ただ、周りで見ている母や妹は、いいとこ取りの私のことをどう思うのだろう。
本日の未送信メール
「お父さんと散歩をする夢を見ました。小さい頃を思い出して懐かしかったです。また一緒に散歩したいです。」
「根上りの松(寝上りを待つ)のことはまだ覚えていてくれてますか?」
4/27/2025, 1:34:02 AM