こんなに寂しくて悲しくて泣きたくて仕方がないこんな夜ほど、私は夜空で一番光り輝く月を眺める。
だからと言って、別に月が好きな訳じゃない。
どちらかと言うと、嫌いだ。
なんでそんなにあなたは眩しいの。
私と真逆だ。
こんなに頑張ってるのに私は輝くことはできない。
それなのにあなたは何もしなくてもずっと輝いていられる。
羨ましい。
憎いよ…
願うならあなたがこの世界から消えてしまえばいいのに。
私は、今も輝きを失わない月にそう言った。
タイトル:月に願いを
5/27/2024, 9:40:12 AM