「永遠なんて、ないけれど」永遠なんて、ない。そんなことは、とっくの昔にわかっている。友情も、恋情も、家族に対する情さえも、永遠なんてない。絶対なんてない。ひどく脆くて、弱いものなのだ。永遠のものなんて、ないけれど。それでも今は少しだけ、少しだけ君を信じてみたいと思う。これは秋の涼しい風のせいか、穏やかな青空に浮かぶ雲のせいか、黄色に色づいた木の葉のせいか。
9/28/2025, 3:36:56 PM