のぞみ

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昨日の続きです。
2行空いたところから新しく今日書いたやつです。
そして、まだ続きです。
続きが気になる〜って思ってくれた方や、少しでも面白いって思ってくれた人がいたらハートお願いします。
もしかしたら続き書くかもです。
ほんの少しでも興味があったら面白いか分かりませんが暇潰しにでも読んでくれたら嬉しいです。
長いですが・・・・・笑笑
今日のテーマは入っていません。🙇

私、高校1年生の瑞希には中学生の時に図書室で見かけた初恋の好きな人がいる。
私が好きな人は龍牙先輩。
中学生の頃にどうしても読みたい本があって、探している所に1人静かに本を読んでいる所を見て一目惚れして好きになった。
今日も私は本を借りに図書室へ行く。
っていうのは、建前で本当は友達に背中を押されて照れくさいけど、自分の気持ちに正直になって先輩に会いにいく。でも、本は本当に好きだ。色々なジャンルの本を読む。
私は今日は何を借りようかと思いながら図書室に入る。
でも、何よりも先に気になってしまうのは先輩だ。
私の目は自然と先輩の方へいく。
先輩がいつもの場所に座っていた。
ドキドキしながらも室内を不自然にならないように本を見て回る。
すると、いっときしてから先輩が立った。
先輩は周りを見回してから真剣な顔をして図書室の後ろの方に向かって歩いていく。
どうしたんだろう?
私は横日でチラチラ見ていた。
すると先輩は急に消えたのだ。
「えっ?うそ!」
思わず声を出して近づいてみる。
しかし、やっぱり先輩はいない。
なんで?さっきまでここにいたのに!
驚いて思わず周りを見渡すといつもの場所に先輩が座っていた。
さっきここで消えたよね!?
びっくりして先輩の方を見た。
そしたら先輩は視線を感じたのかこっちを向いた。
やばっ、こっちに来る!
私は焦ってそこら辺の本を適当にとって読むふりをした。
しかし、私のそんな行動も無駄だったようで・・・
「おい、今の見てたか?」
先輩は少し焦った顔をして聞いてきた。
私は先輩との会話に緊張して正直に答えてしまった。
「えっと、えっと、はい!見てました。」
あ〜、何で私はそんな正直に言ったんだ!
心の中はパニック状態で先輩を見た。
「そうか、今見たことは誰にも言わずに忘れてくれ」
そんなこと言われても〜
そう思い、先輩を見るともう先輩は私の返事を聞かずに出口の方へ向かっていた。
私は先輩が去った後も今の起きたことを実感できず、ボッーとしていた。
そこからはどうやって家に帰ったのかは覚えていない。
母や姉が心配してくれて、私はいつの間にか眠りについていた。
次の日、帰りのSHRが終わって私の足は自然と図書室に向かっていた。先輩のことを知りたいと思った。何故か知らないといけない気がした。
でも、昨日、私にあの事を見られて先輩いるかなぁ?
ドキドキしながら中に入ったらやっぱり先輩はいた。
先輩はいつもとは違ってぼーっとしていた。
いつも本読んでるのに、今日はどうしたんだろう?
やっぱり昨日のことがあったからかな?
そんな先輩の様子に気になりながらも私は何もすることが出来ずにいつも通りに図書室で過ごすことしか出来なかった。
次の日も次の日も私は図書室に足をはこんで先輩の様子を気にしていた。そんな毎日図書室に通う中で私はだんだん心配になってきた。
先輩がずっと本を読まずぼーっとしていてあの日から日にちが立っていくにつれ具合が悪そうにしているからだ。そんな先輩の様子を見て我慢出来ずに私はとうとう、異常なんじゃないかって思う程に動いている心臓を押さえて話しかけた。
「大丈夫ですか?具合悪そうですけど・・・」
「うん、大丈夫。ごめんね。」
先輩は微笑んで答えた。
「今から言うことは瑞希にとって信じられないことかも しれない。だけど、聞いてくれるか?」
なぜ、私の名前を知っているのだろうか?
不思議に思いながらも気になる気持ちが強くて頷いた。
先輩は衝撃の事を話し出した。


「瑞希です。中学3年です。よろしくお願いします。」
「俺は龍牙。高校2年、よろしく。」
俺の母さんと瑞希の父さんが再婚して俺達は義兄妹になった。
初めて妹ができてこれからの生活にワクワクしてた。
でも、これからの生活にワクワクして楽しみな半面初めて出来た妹の接し方が分からなくて不安もあっけど、瑞希は明るくてすぐ仲良くなれた。
お互い片親だったから話もあって話しをするのも楽しかった。
そんな風にすごしていくうえで俺は瑞希を好きになった。
義兄妹ってこともあってかなり思いを伝えることに迷ったけど、俺は瑞希に思いを伝えた。
そしたら瑞希も俺のことが好きって言ってくれた。
嬉しかった。いつも、周りは見た目だけで付き合ってほしいと告白してきて俺の中身をみてくれなかったから。
そんな風に付き合い初めて色々なことをして、楽しかったし、幸せだった。
でも、そんな幸せの日々は続かなかった。
俺が高校3年の時だった。
あの日も周りに内緒でデートをしてた。
でもそのデートの帰り道に信号を無視した車が俺の方に向かってきた。
とっさのことだったから俺は避けれなくて目をつぶった。でも、いつまでたっても痛みが襲ってこなかったんだ。
恐る恐る目を開けると頭から血を流した瑞希がいた。
俺はパニックになっていつの間にか来ていた救急車に乗って、病院で瑞希は緊急手術をして命に危険はなかったものの、医師からは手術は成功したけど、目を覚ますのがいつかはわからないと言われた。
俺があの時避けれてたら瑞希はこんなことにならなかった。
後悔して瑞希に対する申し訳なさでいっぱいで毎日、見舞いに行って手を握った。
でも、瑞希は1年経っても目を覚まさなかった。
事故があってからちょうど一年経った日、俺は
瑞希の手を握って思った。
もう一年だそ。目を覚ましてくれよ。
お願いです。神様、瑞希を救ってください。
起こしてください。瑞希を救いたい。
そう願って瑞希をみていたら急に光が俺の体を包んだ。眩しくてめをつぶって目が覚めた時には何故か高校1年の頃になってた。
俺はチャンスだと思った。時間がもどったなら瑞希を救える。
あと1年後に瑞希がこの高校に入学してくるはずだ。そして俺達の親が再婚したらまた、同じように進んでいって瑞希を救える。
そう思い入学してくるのを待ったんだ。
そして瑞希が入学してきて瑞希は何故か図書室にまめに来て、何度か目があったりしてたから話しかけようとも思ったけど、後もう少ししたら瑞希と瑞希の母さんが俺んちに挨拶に来るだろうから待ってたんだ。



次回に続きます。

6/4/2023, 11:47:31 AM