海の深さを、見に行こう太陽も溺れてしまえるなら君の体躯は波に砕け散るだろう可視化された息に冷えきった指先をあててどうしても冷える ね、なんて笑ってしまえる君が嫌いでそんな澱む君にも逃げようとは言えなかったから馥郁たる、感情に呑まれてく空ぶった言語を投げつけて「大丈夫」確証もないのに一度のそれしか言えないままで差し出したこの手はきっとあの日のままのぬくもりを求めていたんだね#2.あの日の温もり
2/28/2025, 9:12:38 PM