どこかのあさみ

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誰よりも、ずっと

プロローグ
誰よりも、ずっと、あなたたちに謝りたかった。何も言わずに遠くに行った事、ずっと謝りたかった。私は遠くに行っちゃったから、私が去った後どうなかったかなんて分からない。遠くに行った事は悪いなんて思ってない。でも何も言わなかった事には、罪悪感を抱かざるおえなかった。

人を嫌うのは大変だ。どれほど嫌いでも相手は私に尽くしてくれていたから。って、私の脳が勝手に付け足すから。嫌う相手も一人の人間だから。でも、そんな人たちよりも、誰よりもずっと、二人のことが気になっていた。いくら私が元気に楽しく過ごしていようと、伝える術がなかった。多分それも、申し訳なさを加速させたと思う。誰よりも、ずっと。ごめんなさいって伝えたかった。
でも今は、誰よりも、ずっと、ありがとうって伝えたい。私を、見捨てないでくれてありがとうって。許してくれてありがとうって。諦めないでくれてありがとうって。再開できて良かったと、今なら言える。

この物語はノンフィクションです。私の経験を元に書きました。分かりづらいところもあるかと思いますが、自己満足で書いているのでそんなもんです。

4/10/2022, 5:58:34 AM