六月の帰路

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つつみこんで、つつまれて。
ハレーションを起こしたように私は境界を彷徨う。
間違えもしない解答を、間違えてしまった時のように、ここにひとつのお守りを持っていたとしても、どろどろに溶け込んだ晩御飯は待ってはくれないし、花に水をやり忘れた。
行く、時 列車は行き着いた時 流れる時計と共に私は言い訳を続ける。核を探す、子供を探す、反芻する死に迫る恐怖と共に連続したエレベーターを登りながら
リズムを愛した死ねない信仰もちぎれた多肉植物も夜を閉じた。
罪を受け取り、愛があるのですね。



11/11/2023, 11:53:48 AM