あなたとわたしがであったはまべで、
わたしはずっとまっています。
あなたはわたしをうしなっても、
あまりかなしくはないのかもしれませんが、
わたしはあなたがいないこのはまべが、
さみしくてなりません。
だって、あのひのゆうやけはきれいだった。
ふたりでみたゆうやけ。
あれからずっとあめつづきで、ふしぎにおもってたら、
それはわたしのなみだでした。
ながれつづけるなみだ。
ゆうやけさえにじんでしまう。
あなたがいなければ、
わたしははまべのいしのようなそんざい。
いこくから、ながれついたにんぎょう。
それがわたし。
いちどきり、あなたにひろわれたのに、
いっしょにはまべであそんだのに、
きたないにんぎょうはすてろといわれて、
あなたはわたしをてばなした。
あの、おとなたちをゆるせない。
あなたとわたしのあいはえいえんだから。
いっしょみたゆうやけのように、きれいなものだから。
このきたないからだをすててでも、
あなたにあいにいきます。
じゃまするものをはいじょして。
まっていて。
いま、むかっています。
11/7/2024, 12:45:27 PM