数分前まで楽しげに語っていた友の声が、不意の一撃を受けたらしく、嘆きの低音へと反転した。今しがた届いた通知を読ませてもらうも、それは目の前の相手が以前から熱を入れていたモノだったな、と分かるだけである。その切れ味の深刻さに詳しくない自分では、下手な言葉が「塩」となり、逆に擦り込んでしまうのかもしれない。追加でまた一段下がったその肩を軽めに叩き、ただもう一杯差し入れてやることしか出来そうになかった。【同情】
2/20/2024, 12:59:00 PM