心の健康それは直接生命に関わると言っても過言では無い。
特に双極性障害の患者は衝動的に自死を選びやすいし、度重なる自傷行為ー…例えばODや瀉血(自らで血を抜くこと)で内臓機能が弱り、突然死してしまうこともあるのだ。また摂食障害の拒食状態は「緩やかな死」と呼ばれ、精神疾患の中で最も致死率が高く早急に治療を進める必要がある。
私は双極性障害、摂食障害だ。今は拒食ではないし体重も標準の範囲内であるので摂食障害で死ぬことはないが、問題なのは双極性障害である。しかも私は双極性障害混合型といって躁と鬱が混在している為希死念慮が強く、それを衝動的に実行してしまうこともあるのだ。これは主治医からも注意されていて、YouTube等でも良く紹介されている症状だ。それだけでなく私は躁状態になると非常に攻撃的になり、母親に対して酷く八つ当たりしてしまう。1回目は「あんたも殺して私も死ぬ」と包丁を手にし警察沙汰になった。その時は私自身意識がしっかりしておりそれ相応の対応が出来たせいか、任意入院で済んだ。そして2回目。ハッキリとした殺意を覚えた私は「殺してやる」と宣り、それに恐怖を覚えた母親にまたもや警察を呼ばれてしまった。そして速攻精神科に連れて行かれ、医療保護入院となったのである。こう書き出してみると余りにも酷いエピソードばかりで、自分自身が嫌になる。主治医が私が躁状態になるのを極端に嫌がるのも、これらのエピソードのせいであろう。自分自身が死ぬのは、別に構わない。しかし他者に刃が向くのは許されることではないのだ。私は本来なら、永久に「堀の中」に居なければならない人間だと思う。だがこうやって自宅にいて、今文章を書いている。今はバルプロ酸と呼ばれる向精神薬のお陰で気分の波も平坦になり、大分穏やかになってきた。どうやら私の主治医は、薬の調整が上手いようである。色々な向精神薬を試した結果、ではあるが。私は今後もずっと、向精神薬を飲み続けなければならないであろう。何故ならその薬のお陰で、「割とまともな人間」で居ることが出来るのだから。そして精神科との付き合い・精神疾患との戦いは死ぬまで続くのである。さながら終わりの見えないRPGゲームのようであるが仕方あるまい、私にはそれしか道が無いのだから。
8/13/2023, 12:57:43 PM