君が美味しそうに食べているそのチョコは、
市販品の愛の無いチョコ。
僕が初めて作ったガトーショコラは、
まだ僕の鞄の中に眠ってる。
どうせ、と結局渡すことの出来ない
これは帰ったら自分でたべるしかない。
でも、こうやって想うことだけは許してほしい。
ああ、またそうやって義理だの何だのと
理由がついた本命のチョコが
君を満たしていく。
いつになったらこの想いを伝えることが
許されるのだろう。
こういうのは重いと言われそうだが、
来世では許される関係であって欲しい。
そう思うのです。
2/14/2024, 10:26:07 PM