『蝶のような君』
君はまるで蝶のよう。蝶がひらひらと舞うように、君もすぐ他の人の所へ行ってしまう。
最初は良かった。君はいつも最後には俺の所に戻ってきてあの笑顔を見せてくれるから。それで安心できた。
でも世界が変わって、明日が約束されない今、1秒だって離れたくなかった。……失うのが怖かった。
だから、ずっと一緒にいられるように彼女を閉じ込めた。…いや、連れ込んだの方が正しいか。
俺が創った、俺と彼女だけの楽園。侵入者は誰1人許さない。
寝ている彼女の頬を撫でる。
「ずっと一緒だ。……死んでからも、ずっと」
そう言い、彼女の薬指にキスを落とした。
【ずっと隣で】
3/13/2026, 5:12:47 PM