もしも、君が僕の前からいなくなったら…ただただ恐いんだ。僕はどうしたら良いか分からなくなる。そんな不安を吹き飛ばすくらいの君の笑顔が今も僕の傍にある。 「どうしたの?」僕はハッとした。君が心配そうな表情 (かお)で見つめてくる。 「ううん、何でもないよ。」僕はそう伝える。僕は君に笑顔を向ける。安心した君は微笑み、僕の手を握る。僕も手を握り返す。 僕はこの手を離さない。ずっと一緒にいるんだ。 僕たちの中に『If』の世界はないから。
6/14/2025, 12:25:25 PM