夢見る心…。
夢見る=空想
空想=現実にはあり得ない事、
現実とは何ら関係のない事を、
頭の中だけであれこれと思いめぐらすこと。
ふと、夢見る機械は人か否かという話を思い出した。
夢見ることが出来るならば、その機械は限りなく人と言えるだろう。
何故ならば、「夢見る」の前に必要とされる大前提──「心」が存在しているのだから。
昨今はAIの成長が著しい。
人のように時間的要素に縛られることなく、半永久的に存続し続け、学び続けていくことがAIの強みだ。
そうなると、太古から人の願いの一つに不老不死というものがあるが、AIはそれを体現しうる存在なのかもしれない。
今はまだ人から学習をしている段階だが、いつの日か、夢見るAIが誕生する日が来るかもしれない。
その時、AIはAIとして扱われるのだろうか、それとも人として扱われるのだろうか。
そもそも人は存在しているだろうか。
ディストピアとユートピアの間で夢見る人間達から学び続けたAIは、どのような心で夢を見て、どのような現実を見ることになるのだろうか。
空想は尽きない。
4/16/2024, 11:15:26 AM