紫雨

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僕は、イジメられています。
紙に書いては消す言葉。誰かに話したいけど、僕は弱いから、僕には価値がないから、人に迷惑をかけれない。毎日を普通に過ごせていたあの日々が本当はとても幸せだったのだと噛み締めながら、今日もあいつらと一緒に帰る。
「ほらぁ?もっと頑張れるだろ?歯ァ食いしばれ。」
ニコニコとまるでおもちゃで遊んでいるように、いつも僕を蹴ってくる君。苦しい…心臓がドキドキと今にも破裂しそうな程。息が苦しい。
「お前らもう帰っていいよ。あとは俺がするからさ。てか、帰れよ。」そう言って帰らせたあとは、ひたすらに僕の現実を突きつける君。
「お前は弱いから、俺みたいな強者に虐げられるんだよ。わかるか?こんな現状が嫌だとか思うなよ?だって、お前が悪いから。全部お前のせいなんだよ?お前が俺にへりくだるのは、お前が俺の事を強者だと認めているから。な?だから、逆らおうなんてすんなよ。」

「なぁ、なんか言えよ」そう、不機嫌そうに言う君の顔をただひたすらに見つめながら僕は口角を上げる。「そ、そんなことしませんッ!」だって、せっかく好きな人の近くに居れるチャンスなんだから。

いじめを話したい。自慢したい。君は僕の存在がなくなったら社会的に死ぬんだよ。僕を弱者と言うけれど本当は、僕が君を鎖で繋いでるんだ。

2/7/2026, 3:13:13 PM