君との出会いは海の家だった。
誰かを待っているのか、
それとも一人で海に来たのか。
理由はわからないが、君は一人だった。
声をかけようか迷ってるうちに、
一緒にいた女好きの友達の亮太が声をかけた。
君はドキッとする。
そして、君は泣いている。
慌てふためく亮太をどけて、俺は君の頭を撫でた。
君は言う、「怖かったの」と。
亮太は必死に謝るが、君は違うと言った。
君はある男から逃げるためにこの海の家に来たらしい。
その男の声に亮太の声が似ていたのが
君を恐怖に陥れてしまった。
俺たちは君を匿うために俺の家に連れて行った。
事情を聞くと俺は条件付きで君と付き合うことにした。
条件。
それは、俺の妹として生まれ変わったことにすること
8/24/2024, 12:58:59 AM