君のところから離れよう。
私はそう考えた。君のところから離れたらどうなるだろうか。
というか、君のところから離れた方が、いい気がしたんだ。
そう考えていた、深夜二時。
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翌日─
君は唖然としながら私にまた問いかけてくる。
「ホントに言ってる?」
「そうだよ。君とはもう話さない。じゃあね。」
と言って、手を振る
私からやめたはずなのに、もう一度やり直したい気持ちでいっぱいだ。
どうして。
私は君と一緒にやりたかったこと、したかったことはもう無いのに。
あっ、
やり残したことといえば、
最後に君に、
キスしたかったな。
そんな未練を噛み締めながら、
私の思い出をポイッと、ゴミ箱に捨てた。
ーKissー
2/4/2023, 3:12:30 PM