こんな夢を見た。
眠りに落ちた瞬間、起きて、私の普通の一日が始まった。
学校に行き部活に行って帰って、そろそろ寝ようかという頃合い。結局そこで寝て、その夢はちゃんと夢っぽかった。
そう、起きて寝て夢を見るまでの一連の流れが
完全に現実の夢を見たのだ。
おそらくこの日からだった。裏表裏表裏表と十数年規則正しくきていた夢と現実の反復が、裏表裏裏表裏…と逆転したのは。まぁ私からしたら特に支障はないし、体内時計の調整だったんだろうということにしている。
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こんな夢を見た。
その夢では私も、周りの誰もかもが、夢であることを認知している。
その上で私の起こってほしいような展開が始まる。
夕食が全て好物。好きな人と何故か付き合ってる。
月半ばにて謎の小遣い。その度に舞い上がる私であったが、ここでいつも水を差す一言を彼らが言う。
「夢でわるいけどどんどん食べてー」
「好きだよ。あぁ、夢醒めたあとの事だけど、今日国語小テストあったよね。」
「いいのいいの気にしないで。現実でいつも酷いことしてるからさ。でもそろそろ、夢から醒めたらどう?」
なんでそんなぶち壊すこと言うんだ。もういいもん。
そうして私は目を醒ましたのだがまだ深夜らしく、もうあいつらに会う気は無いので起きていようとジュースを取りに行ったら、母親が寝室から怒鳴ってきた。
「何してんのようるっさいわねぇ。寝なさいよ!」
1/23/2024, 10:45:19 AM