heart to heart
わたしの実家には、1匹のねこがいる。
なまえは『はな』。女の子だ。
わたしが小学生のとき、家に迷い込んできたのだ。
とても小さくて、かわいくて。
その日から、あなたは家族の一員となった。
わたしはひとりっ子だから
あなたが来てから妹ができた気がして
すごく、うれしかった。
おもちゃで遊ぶと、勢いよく飛びついてきたり
一緒におさんぽしたり。
そしてたまに、猫パンチをくらったね。
ちいさいころのあなたも、とてもかわいかったよ。
数年立って、あなたがわたしの歳を越した。
今度は、あなたがお姉ちゃんだね。
体が大きくなって、だっこするときに重みがある。
わたしも、制服似合ってるかな。
一緒に成長できて、うれしいよ。
もう、あなたと出会って、13年経つ。
あなたはもう、おばあちゃん。
どうしても、ねこは人より、人生の進みが早い。
わたしは大学生になって、一人暮らしを始めたよ。
前みたいには、あまり会えなくて、寂しいな。
前よりも、おもちゃで遊ばなくなっちゃったね。
でも、ちゃんとごはん食べてて安心したよ。
『はなちゃん』
あなたは、いまもむかしも、変わらず、とても愛おしい
ずっと、あなたのそばにいたい
あなたも、わたしのそばにいてほしい
わたしのこれからの人生を
わたしの近くで見ていてほしい
長生きしてほしい
言葉で言い表せないほど、あなたが大切で。
『だいすきだよ』
そう言うと
あなたは、わたしに体をすりよせた。
きっと、言葉は通じなくても
出会ったときからずっと、心は通じていたのかな
あなたへの愛が、伝わってたらうれしいな。
2/6/2025, 2:48:21 PM