『好きじゃないのに』雨の中の二人。バス停が私達を濡らさない。君は好きな人いないのと問う。雨の音は、ため息を隠す。君の手が、私の手に近づく。私はとっさに手を引いてしまう。雨が止んでしまった。隣の君は、帰ろうかと問う。私は、用事あるからとそっぽ向いた。先に行く君。乾いていた、私の顔は濡れていた。
3/25/2023, 11:26:48 AM