「天気の話なんてどうでもいい。ただ僕は、君と一日でも長く居たい…」涙を流しながら彼女に言った。
僕は幼い頃から身体が弱かった。一時的に良くなかったときもあったが、今は生死をさまよっている。
今の僕は歩けもしない。ただ、病院のベッドで寝るだけの生活を過ごしていた。
だが、そんな時「彼女」がきた。彼女の第一印象はとても美しい女性だった。だが、そんな彼女は実は不治の病にかかっている。彼女がちょうど十八才になったとき不治の病にかかってしまったらしい…。
彼女はよく僕と話してくれて、相談に乗って貰っている。彼女はとても優しく、頭が良かった。
そんなある日僕に異変があった。
僕は後三日で死ぬらしい…。
そんなある日だった。彼女が天気の話をしてきた。「私ね、もうすぐ死ぬんだって。私の死ぬ日は晴れるんだって!私はね死ぬのが本当は怖かったの。まぁ、そんなの当たり前だよって思うかも知れないけどね、私前は死にたいって思ってたの。だけどね!君に会って世界が変わったの!君と過ごした日々一日一日がとても楽しくて、死にたくないって思ったの。でも、今日担当医の先生に聞いたら、私三日後に死ぬんだって…。だけど、その日晴れるんだって!だから私少しだけ嬉しいんだ!晴れるってなんか気分が晴れるでしょ?だから、少し嫌じゃなくなったの。君に会えて良かった!」
~三日後~
二人は最後まで来るしまずに亡くなった。
6/1/2023, 9:21:50 AM