慈しみの瞳と美しい心
紅の水晶みたいに半透明
潔き生き様を晒しかった
霞んだ瞳と包帯巻かれた心
生きる…死ぬ意味を求めて
愛と金を終わりなく求め
あゝなあ終わりはいつか
何時迄も地中深くふかく
眠っている金鉱は
僻んでる路上の石
に嫉妬してるらし
欲しいものは手に入らないみたい
そんな言葉を並べても
退屈な世界らは
今日も働くよう
ケセラセラ
ある友人は笑ってた
紫苑色の電灯は
不安げに
優しく
夜を照らしている
常闇にそっとある
淡い光
それは人生だ
『人の生』
11/19/2024, 12:38:32 PM