さぁ冒険だ、僕らには、
それしか選択肢はないのだから、進んで行こう。
立ち止まって休んだとしても安堵している暇は、
有るようで無いのとほぼ同然なのだ、
危険と隣り合わせの冒険団を組んで、
誰彼構わず進んでいかなくては、目的である、
最終目標に辿り着きやしないのだから、
多少の犠牲なんて、気にしてたら終わりだ。
それで、終わったら、ただのガラクタや、
使えない無能なだけで、破棄されるだけ、
それだけなのだから、倒れていく味方を見て、
呆れを通り越して、弱過ぎて助けるのも、
面倒になってきた、これだから、冒険団は、
"要らねぇ、荷物しか居ないんだろうな?"
無像にも、良い放った言葉は、綺麗に、
その、ダンジョンへ透き通るように、聞こえて、
また、何も、帰ってこない返ってこない、
仲間の残骸で俺は、生きている。
2/25/2025, 2:08:01 PM